刃物の価値は、使う人次第で大きく変わります。いいことに使えば、これ以上ないくらい頼れる相棒になってくれます。良くない印象が付いてしまうのは、“良くないことに使う人”がいるからです。

刃物とは、人類の発展とともに使われてきた便利で大切な道具です。ハサミやカッターといった文房具はもちろん、私たちが子どもの頃はナイフで鉛筆を削っていました。

その際、指を切って痛い思いした方は多いと思います。そんな小さな傷でさえ痛いのに、人を傷つけたらもっと痛い。だからこそ、刃物を“危ないもの”と遠ざけるのではなく、身近に置いて扱い方を学び、「小さな痛み」を知ることで「痛みのわかる人になってほしい」という思いがあります。

だからこそ私たちは、「ナイフの良さ」を広く伝える活動ができたらと考え続けています。

イベントや地域の交流を通して、長年事業を行ってきた関市に恩返しがしていけるように。正しく安全な使い方を伝えていくことで、刃物のマイナスイメージを払拭し、自信を持って「ナイフが好き」と言える方の輪が広がるように。目標は尽きません。

これからも、個性を愛する皆様の笑顔の輪が広がる会社であれるよう努めてまいります。引き続きのご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。

株式会社山秀
代表取締役 西村 陽子

ナイフの良さを伝えることで、
地元にもナイフファンにも
恩返ししたい。