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ブッシュクラフトナイフやキャンプナイフで大人気のブランドJOKER。その中でも特に人気の高いモデルが、中型サイズのEMBER(エンバー)と、大型サイズのNOMAD(ノマド)です。
「アウトドアナイフを探しているけど、どのナイフがいいかわからない…」
「バトニングやフェザースティック作りに適したナイフはどっち?」
「登山ナイフやキャンプナイフで持ち運びしやすいのはどちら?」
こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
どちらもスペインのナイフブランドJOKERが製造する高品質なブッシュクラフトナイフです。今回はこの2本の違いを詳しく比較し、用途別にどちらが適しているかを解説します!
JOKERのブランドについてはこちらをご覧ください!
そもそも、ブッシュクラフトナイフとは?
ブッシュクラフトナイフは、文明の利器になるべく頼らず自然環境を生き抜くサバイバルスタイル「ブッシュクラフト」に適したナイフです。詳しくはこちらの記事で解説しています!ぜひご覧ください。
EMVER VS NOMAD基本スペック比較

1. サイズと重量の違い
エンバーはミドルサイズのフィクスドナイフ。軽すぎず、重すぎず、バトニングなどのハードな作業から、フェザリングなどの細かい作業までオールマイティにカバーします。
一方、ノマドはより大きく、刃が5mm厚のナイフなので、バトニングや薮払い、チョッピングなどの力強い作業にも対応できます。
バランスを求めるなら「エンバー」
パワーと強度を求めるなら「ノマド」
2. ブレード形状の違い

ナイフの性能は、ブレードの形状(グラインド)によって大きく変わります。
スカンジエッジグラインド(EMBER)
- 刃先が幅広い二段刃の構造のため木を割る力が強い
- フェザースティックなどの細かい作業が得意。
- 刃の角度に木を当てるだけで削れるため、初心者でも扱いやすい。
- 研ぎ直しが比較的簡単で、メンテナンスしやすい。
コンベックスグラインド(NOMAD)
- 刃先が緩やかな曲線を描く構造。
- 刃先の厚みがあり刃欠けの心配が少ない、バトニングやチョッピングなどのハードな作業に適している。
- 研ぎ直しはやや難しい、もしくはコツを必要とする。
🔪 研ぎ直しが苦手な方は、山秀で研ぎ直し可能です!
山秀 ナイフの砥ぎ直しサービス
3. 鋼材の違い

ナイフの性能を左右する重要なポイントがブレードの鋼材です。今回は耐久性・切れ味・錆びにくさ・メンテナンス性の4つの観点で比較します。
- 「研ぎやすく、バランスの取れた鋼材」がいいなら → EMBER(14C28N)
- 「耐摩耗性が高く、長く使える刃がいい」なら → NOMAD(N695)
一般的にN695の方が14C28Nよりも上位ステンレスとなります。
4. 付属品の違い (シース・メタルマッチ)


こちらに差異はありません。
どちらのナイフにも牛革のシースとファイヤースターターが付属しています!
5. 価格の違い
価格はEMBERが26,180円、NOMADが31,900円と約5,000円の差があります。
結局どっちがいいの?こんな人にオススメ!


🔥 「EMBER(エンバー)」が向いている人
✔ 十分な厚さは担保しつつ、バランスの取れた1本が欲しい
✔ フェザースティック等の細かい作業を重視する
✔ 研ぎ直しがしやすいナイフがいい
△太く厚い薪は斧を使う
詳細・ご購入はこちら
⚡ 「NOMAD(ノマド)」が向いている人
✔ タフで頑丈なゴツいナイフが良い
✔ バトニングやチョッピングなどハードな作業をしたい
✔ 切れ味の持続力を重視する
△研ぎ直しは山秀に任せる、もしくは経験がある
まとめ
いかがだったでしょうか? ナイフについて、みなさんが抱えていたお悩みを少しでも解決できていましたら、山秀として嬉しい限りです。
山秀は、オンラインショップだけでなく、岐阜県関市にショールームもございます。創業85年、ナイフ専門店山秀のプロスタッフがお客様に合わせたナイフを一本一丁寧にご提案します。ぜひ一度遊びに来てください。

ありがとうございました!
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