今日は山秀オリジナルで
販売している革小物製品と
それらの商品を通じて、社会へ何か貢献できないか、
そんな想いについて書きたいと思います。

山秀では
キーホルダーやナイフケースなど
オリジナル革小物を革職人さんに
製作していただき、販売しています。

これらの製作は東京・久米川にある
UNROOFさんに委託しています。

山秀がUNROOFさんに出会ったのは3年前。

山秀ができる社会貢献について
考えを巡らせていたとき、
いつも聞いているTED（＊）から
ヒントを掴みました。

（＊）TED
アメリカとカナダの非営利組織。
「広める価値のあるアイデア」
というスローガンの下、
国際的な講演を無料で配信。

わたしが聴いたTEDは、
社会起業家 株式会社ボーダレスジャパン社長
田口一成さんの講演。

そこで社会貢献に対する
これまでの概念を打ち崩されました。

社会貢献というと

一般的にはNPOへの
「寄付」や「ボランティア」
というイメージですが、

田口さんは
それを「ビジネス」という形で
解決するという姿勢を貫き、
行政からの助成金等が一切なく、
売上30億円規模まで事業を成立させています。

”障がい者など社会的弱者と
言われる人たちを弱者として
支援するのではなく、
私たちと同じ経済活動に
組み込むやり方は、ちゃんとある。”

というお話に共感し、

「山秀もビジネスの仕組みの中で
障がいの有無にかかわらず、誰もが自分らしく活躍し
共存共栄できる社会をつくっていきたい！」

とUNROOFさんのサイトを見つけ、
即連絡、即東京まで訪問しました。

そこで、わたしが目にしたものは、
・ものづくりに対する集中力と熱意
・独創的で素晴らしい創意工夫
・作り方がとても丁寧で、自分の仕事や作品に誇りをもっている
　そして、なによりも職人さんが楽しそうに作っている。

などなど、UNROOFでいきいきと働くみなさんの姿でした。

現地で直接 職人さんたちの
働く姿やお話を聞き、
ちょうど山秀オリジナル革製品の
新たな職人さんを探していたこともあり、
サンプル発注をお願いしました。
その仕上がりがとてもよかったので、
これらの商品を販売しています。

物には作った人の魂が
宿ると思っています。
楽しく作られたものには
楽しさが宿っていると思います。

製作では、お互いのこだわりが
ぶつかることもしばしば。。。

山秀は、
こだわりの一品を取り扱っていますし、
お客様もこだわりがある方が多い、妥協はできません。

その点について
UNROOFの皆さんも
職人魂で応えてくださいます。

また、
UNROOFさんの
「 持ち主となる方のそばに
永く寄り添える商品を作る 」
というコンセプトも
「 自分が選ぶもの・持つものに愛着をもって
使ってほしい 」と考える
山秀のコンセプトと同じです。

そんなこだわりとこだわりが
生み出した商品たちです。

私たちの商品が
より良い社会づくりを考える
きっかけになってくれると
とてもうれしいです。

UNROOFｘYamahide 商品について

UNROOFｘYamahideオリジナル商品は山秀本店にてお買い求めいただけます。